梅雨に入りジメジメとした時期を越え本格的な夏が到来し、

各地で花火大会祭り が盛んになる。

露店 祭り

面白い事に僕の地元は普段は街に人が居ない引篭もり状態なのに、

夏祭りの時だけはこんなに人が住んでたの?

というぐらい人が出てくる。

その日の人口密集度は渋谷にも引けを取らないのではないかと

密かに思っているのだが、それは勘違いだろう。


まぁ、そこで電話番号も知らない1年に1回も会わないような

人達に会える事が1つの大きな楽しみなのだ!!


「おぉー久しぶり!!今何やってるの?」

そこらじゅうでこんな会話が飛び交う。

さながら同窓会のようでもある!!


さて、祭りのもうひとつの楽しみはなんといっても露店 !!

「たこ焼き、お好み焼き、焼きそば、ワタアメ、クレープ、金魚すくい、など等・・・・・」

昔から変わらないラインナップ・・・


そういえば露店は昔からあまり変わってない!!

世の中がどんどん変わり、めまぐるしく新商品が登場し、

変わらないもの(事)は淘汰されていく時代にだ。


なぜだろう?


それは日本の祭りという性質、独特の雰囲気が新しい形を

求めていないからだ。

たとえば、祭りの露店に新商品キャンペーンのブースを出す事

は受け入れられるだろうか?

新しいTVゲームをやらせてくれるスペースを造っても、

そんな別の所でもやれる事を、その場所ではやらないだろう。


それよりは「金魚すくい」だし、いかにも怪しい「鉄砲で商品を倒す」

といった遊びをやりたい。

そう1年間にこの時期しかない雰囲気をみんな味わいたいのだ。


それはブランドが大好きなオネーチャンも、外車転がしてるニーチャンも

ツッパリもガキ大将も、イケメン好きなギャルも、フレンチが好きなお嬢様も

みんな共通した思いを持つ空間じゃないだろうか!!


TPOによっては新しくならないことがOKとされる事もあるのだろう。

そして、1人の人間の中に混在する消費の表裏!!

面白い!!


今年ももうすぐそんな季節!!

早くお好み焼きを立ち食いしたいとなぁ。。。